安産祈願
妊娠5か月の戌(いぬ)の日に妊婦は腹帯(岩田帯)を巻く習慣があります。そして懐妊を神前に奉告して感謝の誠を捧げるとともに、胎児の無事な成育と安全な出産、新生児の健康を祈ります。
(子・丑・寅・・・の十二支は年だけでなく、月・日にも配当されています。戌(いぬ)の日とはその十二支の戌(いぬ)の日の意味です。)
犬はお産が軽く、多産であることにあやかって戌の日に行うことが多いのですが、必ずしも戌の日でなくてもかまいません。妊婦さまの体調やご都合に合わせてお越しください。
また、できるだけ本人ご夫妻にお参りいただくに越したことはありませんが、ご本人が遠方の場合など、妊婦のご両親などが代りにお越しいただくことも少なくありません。
また、お店でお求めになった腹帯をお持ちの方はご祈祷に合せてお祓いしますので、お持ちください。
祈祷料 5000円 安産の御札とお守りを差し上げます。
10000円 上記のほかに、さらしの腹帯を差し上げます(近江神宮印入り)
受付場所 楼門横 授与所にて
受付時間 午前9時半より 午後4時
ご祈祷の予約は不要です。ただし祭典・結婚式等の事情により本殿でなく神座殿でのご祈祷となる場合があります。
若干の前後の時間はかまいませんので、ご相談ください。
なお、無事ご出産後は命名のご相談も承っていますので、お問い合わせください。
子どもの命名に当っては、それぞれ父母の願いを込めた命名をされますが、自分だけではなかなか考えが及ばず、近年、独りよがりでわかりにくい名前が少なくないようです。生れたばかりの赤ちゃんであっても、親の持ち物ではありません。できるだけ祖父母など近親者の年長者や識者などに相談し、学校の先生などを惑わせない、斬新ながらも無理のない名前をつける方が、子どものためにもなるのではないでしょうか。
昔は妊娠してから出産まで十月十日(とつきとうか)といいました。現在は40週間とされます。十月十日とは10か月と10日ではなく、10か月目の10日のことで、約280日間。40週間に相当します。十月十日、40週間の胎児の成長と産婦の健康、無事出産を、時の神様に見守っていただきます。 |
TEL.
077-522-3725