饗宴祭 6月30日
毎年6月30日、夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)の日は近江神宮日供神饌講の講社大祭の日です。
1年を2つに分ける節目のこの日を卜して講社大祭・饗宴祭を斎行しています。悠久1350年の往昔、近江大津宮・大津京の時代に食されたと想像される湖国近江国の特産物を特殊神饌としてお供えし、大津宮盛時を偲ぶ祭典です。
御祭神天智天皇の古都・大津宮の往時をしのびつつ、ご参列の皆様方ご一緒に語り合い、食事をしながら、近江神宮の杜での一日をお楽しみください。
《祭典行事》
◇ 滋賀県内の特産物で調理された1350年前の往時をしのぶ熟饌料理奉納
◇ 奉仕者の供奉行列と稚児による古式神饌奉納
◇ 宮廷調理師・四條流の古式流儀を現代に伝える、清和四條流包丁道による
『鮑(あわび)の包丁式』奉納
◇ みたましずめの神楽『鈴の舞』奉納
近江神宮の御祭神のご加護により、無病息災で夏を乗り切られ、家内安全また健康にて、幸多くこれからも過ごされますよう、饗宴祭参列のご案内を申し上げます。
※参列(ならびに直会出席)ご希望の方は事前申込が必要です。当日のみ調理される薬膳料理の数に限りがありますので、電話・FAX・メール等でお申し込みください。
(なお、外拝殿前=賽銭箱のところ=で観覧いただく分には、他の祭典と同様、自由にご覧いただけます)