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旧官幣大社・勅祭社で、社殿は近江造り・昭和造りといわれ、近代神社建築の代表として登録文化財となっています。
 
 
 
滋賀県西部の大津市中心部にほど近い、琵琶湖西岸の山裾にあります。
天智天皇の10年、近江大津宮に漏刻を創設して時報を開始されました。大宇宙の悠久の時の動きは神々のはたらきでもあることに感謝の誠を捧げ、6月10日時の記念日に漏刻祭が斎行されます。
小倉百人一首巻頭の天智天皇御製「秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ」を神前で朗誦し、かるた開きの儀が行われます。この歌のゆかりにより、近江神宮では競技かるたの大会が盛んに開催されています。
 
馬事を進められた天智天皇の時代を偲び、時の記念日に先立つ6月第1日曜日、その祝賀奉納行事として流鏑馬神事が執り行われます。

平成31年・令和元年の年柄

 平成三十一年己亥八白の年。年頭早々に昭和天皇の三十年祭。今上天皇にはご即位満三十年をお迎えになる。そして本年四月末日をもって、天皇陛下はご譲位遊ばされる運びとなっている。翌五月一日皇太子殿下が新天皇にご即位(践祚)、新たな元号に改元されることになる。ほぼ二百年ぶり、六代ぶりのご譲位である。譲位自体はそれ以前にはあまたの例があるが、このたびのように譲位・改元ということが一年以上も前から一般に公表され、事前に国民に周知、予定されるのは有史以来初めてといってよい。このようなことに触れて筆にできるのももちろん初めてのことである。
 さて本年の十干は己(つちのと)。土の弟である。十干が表す万物の消長循環の段階としては、己は、草木が繁茂して盛大になり、整然と整った状態をいう。万物の成長が極まり形が整い定着した状態である。己は紀の古字ともいわれ、紀の字義にも通ずる。おさめる、のり、の意味である。字源としては糸巻きの象形で、乱れた糸筋を正して明確に通すこと。また曲った糸の象形で、引っ張ってまっすぐにすることをいうともいわれる。転じて、のり、つまり規則、法則、人倫といった筋道を正すもの、一貫した筋道を表わし、正しい規律を立てて行く年巡りであることを表わしている。
 戊己の表わす土気は季節の境目である土用を司り、万物の循環を促進する作用がある。物事の転換期に既往の物を土に返す死滅作用と新たな物を育む育成作用との両面がある。これは本年の九星の八白にも通じ、終りと始まり、各気・各季の端境期、物事が節目の時を迎え何らかの変化が生ずることを示す。社会一般的には環境の変化に応じて路線を転換し改革や再出発を行うことを示しているが、まさに平成の最後の締めくくりの年であるとともに新たな御代、新しい元号の最初の出発の年となる本年を示唆している。
 本年の十二支の亥。亥は閡(とじ)るで、万物の生命力が凋落し、種子の内部に生命が閉じ込められた状態。水気の初めであり、陽気を全く含まない陰の極み、衰微、空虚を表わすとされるが、植物の成長過程のように万物は循環するので、生命が枯死した後に残された種子の中に、目には見えないが次世代のエネルギーを孕んだ生命力が秘蔵されている。万物が滅び去った純陰の亥の中に新たな生命が水面下に胎動しているのである。いわば十二年間の締めくくりの中に新たな十二年間を内包しているともいえる。それを表わすわかりやすい文字が亥を内に含む「核」である。果実の中心にある堅い殻を核という。梅や桃の種子を思い浮かべればわかりやすいであろう。亥の字義には、堅いの意味も内包するが、堅い殻の中に大きな生命力を閉ざして潜んでいる。転じて物事の中心を中核といい核心という。ウランやプルトニウムの原子核は爆発的なエネルギーをもって人類を脅かす。
 そして純陰の中に生命力が兆していることは亥の字源にも明らかであり、亥の文字は、陰気が上にあり(亠)、その下で男女が交わり子を生む形
からきているという。つまりは下から新たな生命という大きなエネルギーを持った陽が兆している。まさに十二支の上から見ても、十二年間の結びの年であるとともに新たな十二年への胎動の年でもあることが示されている。
 亥を動物に比定した猪は、猪突猛進ということばに表されるように、強い力で他を押しのけて、まっすぐに猛進していく。己はおのれとも読み、自己のことだが、私利私欲の考えで猛進していけば社会を間違った方向に導くことになる。自己を振り返り、我欲を抑え利己的な考えを改め、身を正して新たな出発に向うのも己亥の示す大切な意味である。
 平成の三十年間の歩みは、世界的にはベルリンの壁の崩壊から冷戦終結に向い、その後の幾転変の歴史である。国内の社会経済の上でも繰り返す災害、気候変動とともに、人口減少の趨勢は明らかとなり、変化は急激である。そのようななかで、平成の御代の有終の美とともに、新たな時代も国民統合の中核としての天皇・皇室のもとに国民が一体性を保って、各人が所を得つつ、国際社会のなかで一定の役割を果しながら、世界とともどもに末永く安定的な繁栄が続くようにと切に念願する次第である。
       (平成31年近江神宮『開運暦』より)
近江神宮
〒520-0015滋賀県大津市神宮町1番1号
TEL:077-522-3725
FAX:077-522-3860

http://oumijingu.org/
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ご祭神 天智天皇(天命開別大神)
ご神徳 時の祖神
開運・導きの大神
文化・学芸・産業守護
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・参拝時間     6:00~18:00
・ご祈祷      9:30~16:00
・お守り・御朱印等 
9:00~16:30
・時計館宝物館   9:30~16:30
        (入館16:15まで)
・結婚式打合せ   10:00~16:00
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【参拝所要時間】
参拝のみ:駐車場より10分程度
日時計・漏刻等観覧:5~10分程度~
時計館宝物館: 15分程度~
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車いす利用 時計館横から外拝殿までスロープあり。時計館横に車いす用トイレあり。時計館横まで身障者用自動車は乗入可能
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【祭典行事予定】
◆6月23日 献菓献煎茶祭
◆6月30日 饗宴祭
◆6月30日 大祓式
◆7月  5日 燃水祭
トップページ下欄のカレンダー記載の祭典時刻は30分程度早める場合があります。祭典中でもご祈祷はできます。
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